[家日記DAY26] 床配管

水道の床配管、立ち上げ作業が行われました。

これは床断熱の気密において要所となる部分なので気に掛かっていました。

結果としてはまあ通常運転って感じで大丈夫でしたが、満足いかない部分も多かったです。

まず浴室基礎断熱部分の給排水管。

うちでは結果として外部に交通する穴が一つ、内部床断熱部へ交通する穴がひとつ空きました。

本来これは基礎打設の際に底からパイプで立ち上げておくべきものだと思われます。

これらの管はいつもは人通口から通すが、この物件はJOTOの断熱人通口を使うためそこを通せないのを考えていなかったようです。工務店、本当に思考が足りないです。

モルタルで埋め返し、断熱材もきっちり防蟻ウレタンで塞ぐ必要があるでしょう。

特に複数本を一つの穴から通す場合、円筒と円筒の間の隙間をテープやウレタン処理で塞ぐのは難しいので、間に木材などの平面を挟んでやって「1穴に1貫通管」のイメージで気密施工するのが良いようです。

トイレ。左がトイレの壁吸水、床排水。右が水栓の壁給排水。

これらの穴は上からコーキング、下から潜ってウレタン吹き付けする必要がありそうです。あるいはドームパッキン/ゴームパッキンを使用するでしょう。

トイレの給水は床の計画でしたが壁になっていたので、そっちに合わせる形で妥協しました。

その場で臨機応変に対応することが大事ですが、こういったことの積み重ねがストレスにもなります。とにかく打ち合わせで口をすっぱくしてすべて確認、指摘していくしかありません。特に今回のように普段いない外の施工者(水道屋)が来る場合は注意です。

画像の他にもキッチン、洗濯機部、脱衣洗面部も作業されていました。

日本住環境の断熱気密床下点検口ダンブロッカーです。これは問題なく下地処理が完了していました。

余談。

日本住環境で思い出しましたが、この会社はなかなかに酷いです。

県内の気密施工で名のある方に当物件の監修を少しお願いすることができまして、その流れで住環境に気密測定の依頼をすることになりました。

実はそれより前に一度施主として問い合わせていたのですが、施主からの依頼は受けられないようでした。工務店からなら大丈夫だろうとのことでしたので再度依頼をかけたのですが、電話口の応対がひどいものだったようです。

君らのような素人にはC値1.0を切ることもできないだろう、とか、ウチは設計監修の段階からやってるんでそういうオーダーは受けられないしめちゃくちゃ高くつくますよ??(依頼形態は十分理解できますが)とか、高圧的な態度だったようで。

ここの広報がやっているYoutube動画は非常にタメになりますし人柄も良いのですが、少なくとも大阪のワンマン営業は超地雷だったようです。今思えば気密部材もチープなわりに高いなぁと感じてしまうくらいには不快な出来事でしたw

他の当たるべく測定業者リストの会社を見ても、自前で建ててたりするところが多くて結局どこに頼めるのか不明瞭です。わかりやすいサイトがある測定業者も結構ヒットはしますが、関東や愛知など地域が限られていたりしがちです。

最終的にはうちは断熱材メーカーのお世話になることが出来そうで一旦解決となりました。

そんなこんなで、一から気密測定業者を探すのは結構難しいよってお話でした。


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